住宅ローンの主な商品タイプは３種類あります。今回はその商品タイプについて知っておきましょう。
※住宅ローンについて知ろう！＜その1＞についてはこちらをご参照ください。
住宅ローンの金利タイプは３種類ある
住宅ローンの金利タイプ（どのように金利を設定するか）は３種類あります。
①固定金利型
「固定金利型」は、借入期間中の金利が固定され、金利の変動がない金利タイプです。借入当初の金利のまま返済額が変動しないというメリットはありますが、他のタイプよりも金利が高めに設定されています。
②変動金利型
「変動金利型」は、一定期間ごとに金利が見直され、借入期間中に金利が変動するタイプです。固定金利型に比べ借入時の金利は低いですが、借入期間中に金利が上がった場合は返済額も増える可能性があります。
③固定金利期間選択型
「固定金利期間選択型」は借入後3年間・5年間・10年間など一定期間で金利が固定され、その期間が終了すると再度金利を設定するタイプです。固定期間終了後は、固定期間を設定するか、変動金利を選択する必要があるため、返済額に変動があります。
固定期間が終了した際に変動金利を設定した場合、変動金利後の金利によっては返済額が大きくなる場合があります。
生活の変化や見通しを立てた上で、適切な金利プランを選ぼう
毎月の負担額を一定にしたい、という場合は①固定金利型が合っていると言えます。また、②変動金利型では借入時の返済額が抑えれられるので、借入額に余裕がある場合には貯金に回すことも難しくないと言えるでしょう。
また、住宅ローン商品や金融機関によって、選べる金利タイプが異なります。住宅ローンを検討する際は、どの金利タイプが選択できるのかを事前にチェックしておきましょう。
