住宅ローンの基本となる金利についての記事です。
<その2>についてはこちらからどうぞ。
金利=借りたお金に対して払う利息のこと
銀行や金融機関などからお金を借りて住宅ローンを組む場合には、元金(借りたお金)だけでなく、元金に対してつく利息の支払いが必要となります。その利息がどれだけつくかを表す割合を「金利」といいます。
住宅ローンの金利は、1年間で支払う利息の割合である「年利」で表されます。住宅ローンは借入金額が大きくなるため利息も大きくなり、金利(年利)が1%違うだけで総返済額が数百万円も変わる場合があります。金利が低い方が利息も少なくなるので、返済の負担も軽くなります。
金利が低ければ低いほど方が利息も少なくなるので、返済の負担も軽くなる!
借入期間と返済額
住宅ローンを利用する場合には、借入期間を設定して返済を行なっていきます。「借りたお金と利息を何年かけて返済するか」というものです。金融機関によって異なりますが、1年〜35年ローンまでの期間で設定ができます。
借入金額が同じであれば、借り入れ期間が長い方が毎月の返済額は少なくなります。
返済方法は2種類ある
住宅ローンの返済方法は2種類あり、借入時にどちらの返済方法にするかを選ぶ必要があります。
①元利均等返済
「元利」均等返済は、毎月の返済額(元金+利息)が一定となるような返済方法のこと。
毎月決まった金額を返済できるので返済計画が立てやすいというメリットがあります。しかし、後述の元金均等返済よりも総返済額が大きくなり、返済のスピードも遅くなってしまいます。
②元金均等返済
「元金」均等返済は、毎月の「元金」の返済額が一定となるような返済方法です。
元金が一定のため、借入を始めた頃の返済金額が最も大きくなってしまいます。ただし、元利均等返済と比べ元金の減るスピードが早いため、徐々に毎月の返済額の負担は軽くなってくることが特徴です。※金融機関によっては元金均等返済を取り扱っていないところもあるので注意しましょう。
ライフイベントを考慮して適切な返済計画を!
住宅ローンを組む際は、転職、退職などの収入の変化を考えながら、無理のない返済方法や返済期間を決めることが大切です。