内見時のチェックポイント①建物・室内の見学時はどこを見たらいいの?

内見時のチェックポイント①建物・室内の見学時はどこを見たらいいの?

気になる物件を見学する時はどこをチェックしたらいいの?抑えておきたいポイントについて解説します!

設備・間取りのチェックポイント

内見時における、主なチェックポイントは以下の通りです。

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✔部屋の間取り

まずは募集図面と見比べながら、部屋の実際の様子(現況)と間取りを確認しましょう。現況と図面とで多少違う部分が出てきても、契約ではほとんどの場合が「現況優先」となるため、実際に見て気になるポイントは、メモを書き留めておくと良いです。

✔水回り設備

・浴室…脱衣所の広さは十分か? 中古物件の場合は設備の設置年数も確認。

・トイレ…中古物件の場合はタンクなどの設置年数も確認。

・キッチン…広さ、動線は問題ないか?シンクの使い勝手や、キッチン収納、必要であれば食洗器も設置可能かどうかも確認。ディスポーザーがあると便利。

また、中古物件の場合はリフォーム履歴も不動産屋経由で確認して、設備の耐用年数についてもあらかじめ把握しておくのがおすすめです。

✔エアコンなどの空調設備

エアコンはどの部屋に設置するか、室外機の設置スペースも問題がないかチェック。床暖房がある場合は、問題なく使用できるかどうかも見ておきましょう。

✔採光面(日当たり)

東西南北どの方角になっているかを確認。南向きは日当たりがよく人気も高いですが、北向きの同条件の部屋と比べると物件価格も高めの傾向にあり、壁紙なども日焼けして変色しやすいという特徴もあります。日中は仕事に出ておりほとんど帰らない…という方などは、ライフスタイルに応じて南向き以外を検討しても良いかもしれません。

✔通風、眺望(風通しや窓からの眺め)

窓から近隣の建物がどのように見えるか・どの程度近いかどうか眺望をチェック。隣の建物が至近距離にある場合は、日当たりだけでなく風通しなどにも影響します。マンションの場合は購入価格との兼ね合いも考えながら、どのぐらいの階数がちょうど良いかも見ておくのがベター。

✔収納の広さ

クローゼットはどの程度の広さか?家族構成を考えた上で十分な広さを確保しましょう。子どもを考えている場合は、子どもが大きくなることも考えて収納には余裕をもっておきましょう。

✔ドア・窓などの建具

中古物件の場合は、購入後に開きづらい、閉まりづらいなどのトラブルが出てくる可能性があります。万が一の時の避難経路を確保する意味でも、全てのドアや窓の開閉を行なって問題がないか確認しましょう。

✔専用庭やバルコニーの広さ

マンションの場合、バルコニーは共用部分にあたるため管理組合の許可がないとリフォームができません。広さが変更しづらい部分でもあるので、必ず使用に問題がないか確認を。

中古物件の場合は特に設備の耐用年数に注意

マイホーム探しの内見はワクワクドキドキの連続です。ついつい雰囲気に飲まれてしまいがちですが、以上のチェックポイントを抑えて賢く内見を進めましょう。特に中古物件の場合は、新築よりも部屋の設備や建具の不具合が出てきやすいもの。必ず設備の設置年数と、どのくらいの耐用年数が目安なのかを確認しておきましょう。

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