物件購入時の頭金とはそもそも何なのか?払うとどんなメリットがあるのか?についてまとめました。
頭金とは?
不動産における頭金とは、不動産の価格から住宅ローン借入分を差し引いた金額のこと。 例えば、物件価格4000万円のうち500万円を頭金とすると、借入額は3500万円ということになります。
※諸費用ローンは計算に含んでいません。
頭金を最初に支払うことによってローンの借入額を抑え、返済の負担を減らすことができます。 なお、物件にもよりますが頭金は必須ではありません。以前よりも頭金なしで購入できる物件も増えています。
頭金は払った方がいいの?
借入額を減らすことで家計事情が変化するリスクに備えられる!
住宅ローンの返済期間中、本人や同居する家族の病気やケガなどで働けなくなり、家計の状態が変化する場合があります。そうなると、当初立てていた計画通りに返済ができなくなってしまうリスクにつながることも。 最初に頭金を入れてローン返済額を減らすことで、上記のようなリスクの回避ができ、また生活にも余裕がでてきます。
頭金を親から受け取る(借りる)場合
頭金について親から資金援助を受ける場合、贈与税の課税対象となることに注意しましょう!
ただし親から祖父母からの贈与であれば非課税制度を利用できる場合があります。
「相続時精算課税制度」や「直系尊属からの住宅取得等資金の贈与の非課税制度」などがありますので、こちらも事前にチェックしておきましょう!